置き去り防止を支援する安全装置

幼稚園・保育所・認定こども園などのバスに安全装置を設置することが義務化

2023年４⽉から全国の幼稚園・保育所・認定こども園などのバスに安全装置を設置することが義務付けられる制度が始まりました。
多くの子供たちの安心・安全のために、義務化の対象ではない小中学校と放課後指導クラブにも国で補助金を出すなどしてできるだけ多くの通園・通学バスに設置することが望まれています。

後方確認を促し習慣化させる＆お子さんが助けを呼べるシステム

エンジン停止から５分以内に車両後方の「下車確認ボタン」を押下しないと、車両外部に設置されたブザーにより大音量の警告音（約110dB）が鳴ります。
送迎後は必ず下車確認ボタンを押す必要があるため、後方確認を促し、習慣化させるシステムとなります。
万一お子さんが取り残された場合は、お子さん自身がSOSボタンを押すことで車外に警報を鳴らし助けを呼ぶことができます。

＊110dB（デシベル）は「電車通過時のガード下」や「地下鉄の構内」を超える音量で、すぐ近くで聞く『自動車のクラクション程度』のかなりうるさい音量があります

■概要

商品名	置き去り防止車内確認ブザー
製品概要	・エンジン停止後５分間は「安全モード」が作動 運転手はこの５分間に車両後方の「下車確認ボタン」を押す ・押さなかった場合→「非常モード」に切り替わり、大音量の警告音（約110dB ）が鳴る ★必ず車内後方まで行く必要があり、社内の異常確認が習慣化
品番	SOS-0006 （内閣府認定番号：A-007）
対象車両	12V / 24V車両（乗用車・小型～大型バス）

■動作概要

• ・装置は常にスタンバイしており、ACC電源が「ON」から１０分後に安全システムが作動します。
• ・ACC電源が「OFF」になると安全モードに入り車内アナウンスが流れ、その後、後方に設置している「下車確認ボタン」を押すと安全モードが解除されます。
• ・５分以内に「下車確認ボタン」が押されない場合、非常モードに入り外部サイレンが鳴ります。解除するには「下車確認ボタン」を押す必要があります。
• ・下車確認ボタン押下後に、黄色の「非常（SOS）ボタン」を押すと非常モードに入り、外部サイレンが鳴ります。解除するには下車確認ボタンを押す必要があります。
• ・断線含め、プログラムにエラーが発生すると赤色のLED ランプが点灯します。
  ※車両バッテリー上がりの場合は点灯しません。

■本体ユニット

作動電圧	DC12〜24V
動作温度	-30℃ ～ +85℃
質量	約137.5g
本体サイズ	約110 × 88 × 30 mm
起動時の車内アラーム音量	約90dB
防塵防水規格	IP40

■外部サイレン

作動電圧	DC12〜24V
動作温度	-30℃ ～ +85℃
質量	約137.5g
本体サイズ	約68 × 73 × 74 mm
起動時の車内アラーム音量	約110dB
防塵防水規格	IP54

■最大消費電力※警告灯は繋いでいない

動作状態	12V	24V
始動ON	約20mA	約10mA
安全モード（5分）	約110mA	約60mA
安全モード解除	約20mA	約10mA
非常モード	約800mA	約600mA
非常モード解除	約20mA	約10mA

■特記事項

• ・掲載内容は2023年4月現在のものです。
• ・掲載の製品の仕様、性能、デザインなどの変更がある場合がありますので予めご了承下さい。

【取扱店】 株式会社 大関

〒963-8851福島県郡山市開成5-6-2

TEL 024-921-0653

【製造元】 株式会社TCI

〒532-0012 大阪府大阪市淀川区木川東2-5-41

TEL 06-6885-7250